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コロナ後遺症(Long COVID)と漢方

[2020.12.04]

オペラシティクリニック院長の室賀です。

コロナウィルス感染症は、まだまだ収束する気配がみられません。最近はPCRの件数も増加し、軽症で回復される方も増えています。

しかし、コロナウィルス感染症から回復した後に、疲労感や咳、息切れ、頭痛、味覚障害などがなかなか改善しない方も一定数でおられ、このような状態を、最近は「Long COVID」と呼んでいます。

中国では、コロナウィルス感染の急性期の治療でも漢方薬を使っていた様です。実は、「葛根湯」などの使い方が書かれた2000年前の本、『傷寒論』は感染症の治療についての医学書で、当時の感染症に対する攻略本でもありました。また、その他の中国の古くからの医学書には、感染症の急性期からある程度治った頃の治療方法まで、幅広く記載があります。

西洋医学は攻める治療が得意ですが、弱った体を元気にするような薬はありません。漢方には「補中益気湯」、「十全大補湯」、「人参養栄湯」などの弱った体を補う処方が数多くあります。Long COVIDでは、まだ漢方を使った報告はまとまっていませんが、長年の経験から試してみる価値があると感じつつ、日々治療に当たっております。

遠方にお住まいの方は保険適用外となりますが、オンライン診療のメニューより、「内科相談(コロナウィルス感染症後症状・Long COVID)」からご相談いただけます。

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室賀一宏

オペラシティクリニック院長

日本東洋医学会漢方専門医。

東京医科⻭科大学院卒。ʼ08年〜ʼ19年 同大准教授、日本大講師を歴任。 

 30年間、救急医療を主とする病院の 腎臓内科・一般内科に勤務し、2017年 10月より現職。真摯に患者と向き合い、 個々に合わせた最善の診療を心掛ける。 患者アンケートでも高評価を受け、 前職場にて今も続ける漢方外来は3ヶ月の 予約待ち。著書(共著)に『漢方内科・(腎・泌尿器疾患)』、 『スキルアップのための漢方相談ガイド』 など。 

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