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インフルエンザとマスク

皆様、明けましておめでとうございます。
インフルエンザの流行期に入っています。
インフルエンザウィルスはとても小さく、0.1~0.3μmの大きさです。1回の咳で
10万個、くしゃみでは20万個のウィルスが飛び散ると言われています。そのウ
ィルスは埃や水滴とともに拡散していきます。
では、マスクの着用はどこまで有効なのでしょうか?インフルエンザに罹患
している時にマスクをつけることで、呼気や咳、くしゃみで体外に放出される
ウィルスの拡散を防ぐことが出来ます。
一方、予防としてマスクをしてもウィルスの侵入を完全に防ぐことは、残念な
がら出来ません。しかし、着用することで喉の潤いを保つことが出来ます。イ
ンフルエンザウィルスは乾燥を好みますので、マスクで喉の湿度を50%程度
に保つことでウィルスの増殖を防ぐことが出来ます。
ですから、マスクの着用は拡散防止と同時に予防にも有益といえます。もちろん
手洗いやうがいも重要です。
昨年は流行が早く始まりました。ワクチンは、接種後2~3週間で効果を発揮し
ます。流行期は春まで続きますので、未接種の方は今からでも接種をお勧めしま
す。ワクチンのおかげで、意外と軽症ですむ方もおられます。風邪かと思って
も油断せず、あれ?と思ったら受診しましょう。
当院も前院長から引き継いて2年が経過しました。
これからも、地域の皆様やビル内の皆様のお役に立てるよう職員一同、誠心誠
意患者様に向き合っていきたいと思います。

本年も宜しくお願い致します。

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