明けましておめでとうございます。

昨年もコロナウィルスの感染拡大が続き、世界が重苦しい雰囲気に覆われていました。

日本では１０月頃からワクチン効果もあり感染は落ち着いていましたが、新たな株の発生に伴い年末から再び増加に転じております。

脚光を浴びている内服薬も全ての患者様に適応があるわけでは無く、まだ万能な特効薬とは言い難い状況です。

当院では昨年のコロナウィルス感染に対して、漢方薬を積極的に併用して治療にあたりました。内服されたすべての方に著効を示したわけではありませんが、早期に症状が落ち着かれた方も多く、一定の手ごたえは感じております。また、コロナ後遺症（long COVID）に対しても、漢方を飲んでいただくことで比較的良い経過の方が多く、漢方の奥深さを実感した1年でした。

そしてもっと多くの方に漢方のよさを体感していただけるよう、日々研鑽し努力していきたいと思っております。

本年も昨年同様、感染対策に十分留意し、診療に当たっていきたいと思っております。ハード面では、新しい検査機器（脂肪肝の程度を数字で診断可能なエコー機器）を導入し、より皆様のお体の状態を客観的に診断→診療できるようになりました。

院内アンケートでご希望の多かった「土曜診療の拡大」や「高濃度ビタミンC点滴」も準備を進めております。

より一層、皆様が安心してご利用いただけるクリニックを目指してスタッフ一同精進いたしてまいりますので、どうぞ今後とも宜しくお願い申し上げます。